受験数学(高校数学)において、「微分・積分」は最も重要といってよい分野の1つである。
このうち前半の「微分」分野については、パターンの理解さえできてしまえばあとは計算するだけであることも多い。よって、きちんと学習を積めていれば比較的得点しやすい分野である。ただし、計算量そのものはかなり多くなる。素早く処理できる計算力が高いレベルで要求される。
理系の学生においては数Ⅲの微積分がメインとなることは間違いない。とはいえ、その基礎は間違いなく数Ⅱで学習する微積分である。ここでの学習内容は数Ⅲ学習前に確実に習得しておくべきである。
微分計算やグラフ作成のような基礎事項をきちんと習得し、過去問演習などを通し志望校合格を勝ち取ってもらいたい。