数学Ⅰ

高校数学の基礎として、すべての高校生が学ぶ。学習分野は以下のようになっている。

数と式 (式の展開と因数分解,実数方程式と不等式集合と理論)

展開、因数分解などの基本的な計算だけでなく、入試に向けて重要な対称式・絶対値・方程式・不等式などについて学習することになる。さらに、集合や理論についてもここで学習する。

いずれも、今後の基礎となる大切な分野である。甘く見て、高校数学の洗礼を受けないように注意してほしい。

2次関数

今後、数学を学ぶ中で最も利用することになる分野の一つ。
平行移動や最大・最小、方程式・不等式との関係など非常に重要な内容ばかりで構成されている。
ここで躓き数学から離れてしまう高校生がかなりいる。逆に言うと、ここをしっかりと理解しておけば今後の学習が非常にスムーズになるということである。

図形と計量

高校数学で最初に出会う図形分野となる。三角比($\sin\ \cos\ \tan$)の定義・正弦定理・余弦定理などを学ぶ。
感や閃きがなくとも、図形の問題を計算で解決できるようにしていくための武器の1つである。図形嫌いの人こそしっかり学習して、「図形の問題って意外と簡単?」と思えるようになってほしい。

データの分析

平均値、分散、標準偏差、相関係数などをデータから求めることができるようになることが目標となる。
繁雑な計算が出てくることもあるので、計算精度を高める練習が重要である。

数と式(集合と理論)

必要条件と十分条件

必要条件と十分条件 命題$\ \textcolor{blue}{p}\Rightarrow \textcolor{limegreen}{q}\ $が真であるとき、 $$\begin{eqnarray} \begin{cases} \text...
数と式(方程式と不等式)

文字係数の1次方程式と1次不等式

文字係数の1次方程式 文字係数の1次方程式 $x$ の係数が文字($a$ など)の場合、その文字の値が $0$ かそうでないかで場合分けをする必要がある。 例として $ax=1$ という方程式の場合を考えてみよう。 $a\neq 0$ のと...
数と式(方程式と不等式)

1次不等式の解の個数と存在条件

1次不等式の解の個数と存在条件 1次不等式の解の存在条件 1次不等式に解が存在する条件を考えていこう。  $a\lt x\lt b$ を満たす $x$ が存在する $\Leftrightarrow$ $a\lt b$  $a\lt b,\ ...
数と式(方程式と不等式)

絶対値を含む方程式と不等式

絶対値を外す基本的な方法は既に学習した。(不安な人はこちら⇒絶対値とその性質)ここでは、方程式や不等式にこの絶対値が含まれる場合にどのように解いていけばよいかを見ていく。 絶対値を含む方程式と不等式の解き方 基本解法 絶対値を含む方程式・不...