高校数学の基礎として、すべての高校生が学ぶ。学習分野は以下のようになっている。
数と式 (式の展開と因数分解,実数・方程式と不等式・集合と理論)
展開、因数分解などの基本的な計算だけでなく、入試に向けて重要な対称式・絶対値・方程式・不等式などについて学習することになる。さらに、集合や理論についてもここで学習する。
いずれも、今後の基礎となる大切な分野である。甘く見て、高校数学の洗礼を受けないように注意してほしい。
2次関数
今後、数学を学ぶ中で最も利用することになる分野の一つ。
平行移動や最大・最小、方程式・不等式との関係など非常に重要な内容ばかりで構成されている。
ここで躓き数学から離れてしまう高校生がかなりいる。逆に言うと、ここをしっかりと理解しておけば今後の学習が非常にスムーズになるということである。
図形と計量
高校数学で最初に出会う図形分野となる。三角比($\sin\ \cos\ \tan$)の定義・正弦定理・余弦定理などを学ぶ。
感や閃きがなくとも、図形の問題を計算で解決できるようにしていくための武器の1つである。図形嫌いの人こそしっかり学習して、「図形の問題って意外と簡単?」と思えるようになってほしい。
データの分析
平均値、分散、標準偏差、相関係数などをデータから求めることができるようになることが目標となる。
繁雑な計算が出てくることもあるので、計算精度を高める練習が重要である。